メル友?

<talk : Nora>
     ほぼ 翌日、返事が来た。
      正直あまり期待していなかったので、とても嬉しかったのを覚えている。
      そのメールには彼女のHPのアドレスが書かれていて、私はすぐにそこを訪問した。
      ・・・ビックリしましたー。
      自分にはない感性を持ってる女性なんだなぁ、と実感した。
      HPも、メールの文面も、優しいイメージでいっぱいだった。彼女のことを知るのは、楽しかった。
 
      私たちは一日一通ずつのペースでメールのやりとりをするようになった。
      その中には彼女の辛い胸のうちを綴ったものがあって、私は彼女の心痛を思って切なくなった。
      「なんだか、ほっとけません・・・」
      そう思うようになったのは、最初のメールを出して一週間たったころだった。
      彼女が以前、メールの最後に教えてくれた「メッセOK」のコトバに、私は思い切ってメッセにチャレンジするこ
     とにし た。彼女の画像(キレイなおねいさんだったので腰ぬかしかけた)はメールで既に見ていたとはいえ、 
     はじめ ての「リアルじゃない友達」とのメッセはひどく緊張した。

      それなのに。
      いざメッセで話し始めると、止まらない止まらない。結局4時間近くを彼女とのメッセで過ごした。
      彼女と話すのは心地よかった。
      不思議な気分だった。

<talk : 朔耶 >
    私の自己満足なHPを見てNoraはなぜだか驚いてた。面白 かった(笑)
      HPは私の行き場のない想いをぶつけるための場だったけど、こんな風に色々と感じてくれる人がいるのかと
      嬉しくなった。
      Noraとのメールは楽しかった。私の仕事のこと、考えていること、自分でも不思議なくらい素直になっていた。
      メールが来るのを待ち遠しく思うようになった。私の中でNoraはちょっと特別な存在になりつつあった。

      でも、だからこそ伝えておかなければならないと思った。
      私が家庭を持っていること。それにも関わらず友達の一人を好きになってその関係を壊してしまったこと。
      彼女のことを忘れられずにいること。・・・つまり面倒な人間だということを(爆)

      万が一Noraが私を好きになってくれて、そのことを知っていったらきっと悲しませると思ったから。
      私たちがこれからもいい関係でいるためにはそういうことをちゃんと知った上で
      仲の良い友達でいることが一番だと思った。
      Noraからの返事は「好きにならないように気をつける」だった。
      うん、それが一番いいと思った。正直ちょっと寂しかったけどね(笑)
   
      それからNoraとメッセで話すことになった。
      何を話していいのか・・・会話になるのか・・・不安だったけどとにかくリアルタイムで話してみたかった。
      でも、そんな不安なんてどこかへすっ飛んだ(爆)
      Noraとの会話は楽しくて、弾む一方で。
      PCの前で私は笑い転げていた。
      時間があっという間に過ぎていった。